帝王切開で出産してから、もうすぐ3ヶ月。
出産直後は母乳がなかなか出ず、ミルクとの混合授乳からスタートしましたが、生後1ヶ月半頃には完全母乳(完母)になりました!
今では授乳もすっかり楽になり、母乳育児の便利さを感じています。
ただ、ここまでの道のりは決して楽ではありませんでした。
特に退院直後は、1日10回以上の頻回授乳に乳首の痛み、授乳後のミルクの追加……。
「母乳が足りていないのかな?」 「この生活はいつまで続くんだろう?」
と毎日悩んでいました。
今回は、混合授乳から完全母乳になるまでの約1ヶ月半の記録と、実際に完全母乳で育ててみて感じたメリット・デメリットについてまとめます。
※この記事は私と赤ちゃんの体験談です。母乳の出方や必要な授乳量、授乳間隔には個人差があります。
混合授乳から完全母乳になるまでの経過
まずは、我が家の授乳の変化を簡単にまとめてみます。
| 時期 | 授乳の様子 |
|---|---|
| 退院時 | 直接母乳量は約40ml。ミルクとの混合授乳 |
| 生後10日頃 | 1日10回以上の頻回授乳。足りなそうな時はミルクを約40ml追加 |
| 生後1ヶ月頃 | ミルクを足さず、母乳だけで過ごせる日が出てくる |
| 生後1ヶ月半頃 | 完全母乳に。授乳間隔は約3時間、授乳時間も短縮 |
| 生後2ヶ月頃 | 夜間に4〜5時間まとまって眠る日が増える |
| 生後3ヶ月目前 | 母乳育児が軌道に乗り、授乳の悩みがかなり減る |
振り返ってみると、生後1ヶ月を過ぎた頃から少しずつ楽になっていったように感じます。
【退院直後〜生後2週間】1日10回以上の頻回授乳がつらい!
母乳だけでは足りず、ミルクを40mlほど追加
退院時、赤ちゃんが直接飲めていた母乳量は約40ml。
まだ母乳だけで十分に飲めているか自信がなかったので、退院後も混合授乳を続けていました。
生後10日頃は、授乳の時間が少し空くとすぐに胸が張る状態。
赤ちゃんに飲んでもらうと胸がスッキリする感覚があったので、最初はその感覚を目安に授乳していました。
それでも赤ちゃんが足りなそうにしている時は、ミルクを40mlほど追加。
当時は赤ちゃんが欲しがるたびに授乳していたので、1日10回以上授乳することも珍しくありませんでした。
授乳1回に約1時間!休む暇がない
この頃の授乳は、
- 赤ちゃんに直接母乳を飲ませる
- 足りなそうならミルクを作る
- ミルクを飲ませる
- ゲップをさせる
という流れ。
全部終わるまでに、1回あたり1時間くらいかかっていました。
やっと授乳が終わったと思ったら、またすぐに赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣く……。
「さっき飲んだばかりなのに!」
と思うことも何度もありました。
帝王切開後でまだ体力も戻りきっていない時期だったので、本当に休む暇がなかったです。
乳首も痛くて、ピュアレーンが手放せない
さらに大変だったのが乳首の痛み。
授乳のたびにヒリヒリして、赤ちゃんに吸ってもらうのが怖くなることもありました。
そこで毎回使っていたのが、出産前に準備していたピュアレーンです。
授乳が終わるたびに乳首に塗って保湿していました。
入院中からずっと使っていたのですが、退院後も本当にお世話になりました。
出産準備で買ってよかったものを一つ挙げるなら、私の場合はピュアレーンです(笑)
頻回授乳を乗り切るために試した「テーブル授乳」
長時間の授乳で大変だったのが、授乳姿勢です。
ずっと赤ちゃんを抱えていると、腕や肩も疲れてしまいます。
そこで試してみたのが、テーブル授乳という方法でした。
私が試したのは、テーブルの上にバスタオルなどを敷いて高さを調整し、赤ちゃんの口と自分の乳首が同じくらいの高さになるようにする方法です。
この姿勢にしてみると、私の場合は長時間の授乳がかなり楽になりました。
赤ちゃんも飲みやすそうだったので、しばらくこの方法を続けていました。
ただし、テーブルは赤ちゃんが転落する危険もあるため、一般的におすすめできる授乳方法というわけではありません。赤ちゃんをテーブルの上に寝かせる方法をそのまま真似するのではなく、授乳クッションなどを使い、安全に赤ちゃんの体を支えられる姿勢を助産師さんと相談するのがおすすめです。
大切なのは、赤ちゃんが飲みやすく、自分も無理なく続けられる姿勢を見つけることだと感じました。
「頻回授乳はいつまで続くの?」と検索する毎日
退院直後は、とにかく授乳間隔が短いことが不安でした。
「こんなに何度も欲しがるということは、母乳が足りていないのかな?」
と思っていました。
そんな時によく読んでいたのが、Medela(メデラ)のこちらの記事です。
母乳育児の最初の1ヶ月について説明されていて、頻回授乳で疲れた時に何度も読み返していました。
「今は大変な時期なんだ」
「もう少ししたら変わってくるかもしれない」
そう思うことで、なんとか頑張れた気がします。
もちろん、授乳回数が多いことだけで母乳不足とは判断できません。
赤ちゃんが十分に飲めているかどうかは、体重の増え方やおしっこの回数、授乳の様子などを含めて確認することが大切だと思います。
【生後1ヶ月】気づいたらミルクを足さない日が増えていた
生後1ヶ月を少し過ぎた頃。
ある日、ふと気づきました。
「あれ?そういえば今日、ミルクを足していないな」
それまで毎日ミルクを追加していたのに、母乳だけで過ごせる日が少しずつ出てきたのです。
何か特別なことをしたわけではありません。
それまで通り、赤ちゃんが欲しがるタイミングで授乳を続けていました。
授乳間隔はまだ3時間も空かないことが多かったですが、赤ちゃんが母乳を飲むスピードは明らかに速くなっていました。
以前は授乳にかなり時間がかかっていたのに、だんだん短い時間で飲めるようになってきたのです。
「少しずつ上手になっているんだな」
と感じました。
【生後1ヶ月半】ついに完全母乳になりました!
生後1ヶ月半頃には、ミルクを足さず、母乳だけで授乳する生活になっていました。
授乳間隔も3時間くらい空くようになり、生活にかなり余裕が出てきました。
何より大きかったのが、授乳時間の短縮です。
最初はミルクの準備やゲップまで含めて1時間ほどかかっていたのに、この頃には授乳自体が15分程度で終わることも増えました。
乳首の痛みもほとんどなくなり、
「授乳ってこんなに楽になるんだ!」
と感動しました。
完全母乳になった頃からミルクを拒否するように
もう一つ、この頃から困ったことがありました。
赤ちゃんがミルクを激しく拒否するようになったのです。
以前は哺乳瓶でも普通に飲んでいたのに、ミルクをあげようとすると嫌がるようになりました。
母乳だけで過ごせるようになったのは嬉しい反面、
「これから誰かに授乳を代わってもらいたい時はどうしよう……」
という新しい悩みも出てきました。
完全母乳になったことで、授乳そのものは楽になったけれど、別の大変さもあるんだなと感じました。
【生後2ヶ月】夜に4〜5時間眠る日も増えてきた
生後2ヶ月頃になると、夜間に4〜5時間まとまって眠ってくれる日も増えてきました。
それまでは夜中も頻繁に起きて授乳していたので、少し長く眠れるだけでも体が楽!
もちろん毎日同じように眠ってくれるわけではありませんが、睡眠不足も少しずつ改善してきました。
生後3ヶ月が近づいた今では、母乳育児について悩むことはかなり減っています。
完全母乳のメリット3つ
ここからは、実際に完全母乳で育ててみて感じたメリットを紹介します。
① 軌道に乗ると授乳がとても楽
私が一番感じているメリットはこれです。
ミルクを作る手間がない!
混合授乳の頃は、
- ミルクを作る
- 適温まで冷ます
- 赤ちゃんに飲ませる
- 哺乳瓶を洗って消毒する
という作業がありました。
完全母乳になってからは、その手間がなくなりました。
赤ちゃんがお腹を空かせたら、すぐに授乳できる。
最初の1ヶ月は本当に大変でしたが、軌道に乗った今ではとても便利だと感じています。
② 母乳に含まれる免疫成分を赤ちゃんに届けられる
母乳には、免疫グロブリンなど赤ちゃんを感染症から守る働きに関わる成分が含まれています。
自分の母乳を通じて、赤ちゃんの健康を支える成分を届けられることもメリットの一つだと感じています。
もちろん、母乳なら病気にならないということではありませんし、ミルクで育つ赤ちゃんが健康に育たないという意味でもありません。
③ ミルクを何ml作るか毎回考えなくてよい
混合授乳の頃は、
「母乳をどれくらい飲んだかな?」
「ミルクはあと何ml必要かな?」
と毎回悩んでいました。
完全母乳になってからは、赤ちゃんの様子を見ながら授乳できるので、私にとっては気持ちが楽になりました。
ただし、母乳だから無条件に量を気にしなくてよいというわけではなく、赤ちゃんの体重増加や排泄などで十分に飲めているかを確認することは大切です。
完全母乳のデメリット3つ
便利な一方で、完全母乳になって初めて感じたデメリットもありました。
① 外出先で授乳室を探す必要がある
現在の赤ちゃんはミルクを嫌がるので、外出先でも母乳をあげる必要があります。
そのため、外出する時は、
「授乳室はあるかな?」
「何時間くらい外出できるかな?」
と考えるようになりました。
ミルクや哺乳瓶で飲んでくれれば、授乳場所の選択肢も増えるのですが、今はなかなか難しいです。
② 授乳を家族に代わってもらいにくい
特に産後すぐの頃は、授乳を誰かに代わってもらえないことが大変でした。
帝王切開の傷が痛くても、眠くても、赤ちゃんがお腹を空かせたら授乳。
今は授乳時間が短くなったので楽になりましたが、最初の頻回授乳の時期は本当に大変でした。
もちろん搾乳した母乳を家族に飲ませてもらう方法もありますが、現在の我が家は哺乳瓶を嫌がることもあり、簡単には代わってもらえない状態です。
③ 長時間一人で外出しにくい
赤ちゃんを夫や母に預けて、少し出かけたい。
そんな時も、次の授乳時間を考える必要があります。
今のところミルクを飲んでくれないので、長時間の外出は難しいです。
「美容院に行きたいな」
「たまには一人でゆっくり買い物したいな」
と思っても、授乳の時間が気になります。
完全母乳は便利ですが、自分の時間を確保しにくいという面もあるなと感じています。
完全母乳だと食事やカフェインにも気を使う?
もう一つ、少し気になるのが自分の食生活です。
授乳中なので、カフェインの摂取量などは気をつけるようにしています。
「コーヒーを飲みたいな」
と思っても、何となく授乳のタイミングが気になってしまうことも。
ただ、授乳中だからといって、すべてのカフェインを完全に避けなければならないわけではありません。
量に気をつけながら楽しむことはできますし、必要以上に食事を制限しすぎないことも大切だと思います。
完全母乳を目指してよかったこと・大変だったこと
もうすぐ生後3ヶ月。
ここまで母乳育児をしてみた感想は、
「最初の頻回授乳を乗り越えたら、私の場合はすごく楽になった!」
ということです。
退院直後は1日10回以上授乳して、乳首も痛くて、母乳が足りているのか毎日不安でした。
でも生後1ヶ月を過ぎた頃から少しずつ変化が出てきて、1ヶ月半頃には完全母乳に。
今ではミルクを作る手間もなく、授乳時間も短くなりました。
一方で、赤ちゃんがミルクを拒否するようになったため、長時間外出できないことや、授乳を代わってもらえないことは少し大変です。
混合授乳の頃は「早く母乳だけになりたい」と思っていましたが、今はミルクも飲んでくれると便利だったな、と思うこともあります(笑)
完全母乳になれるかどうかは、頑張りだけでは決まらない
最後に、これは書いておきたいことです。
私の場合は、頻回授乳を続ける中で少しずつ母乳量が増え、結果的に完全母乳になりました。
でも、完全母乳になれるかどうかは、お母さんの努力だけで決まることではないと思っています。
母乳の分泌量も、赤ちゃんが飲む力も、体の状態も、一人ひとり違います。
私もたまたま赤ちゃんがよく吸ってくれて、母乳量も増えていったからこそ、今の授乳スタイルになったのだと思います。
完全母乳でも、混合授乳でも、完全ミルクでも。
赤ちゃんが十分に栄養を取れて、親子が無理なく過ごせることが一番大切です。
この記事が、今まさに頻回授乳で悩んでいる方や、混合授乳から完全母乳を目指している方の参考になれば嬉しいです。
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